こんにちは。

日曜日のブログ担当・ストーリーライターの清水です。

 

お盆ですね。

大切な人はなすびに乗って帰ってきていますでしょうか？ 

 

小さい頃お盆の時期に困っていたことがあります。

お墓参りの時、手を合わせて目を閉じて…何を考えていたらいいのか、です。

 

私は、父方の祖父は産まれる前に亡くなっており、祖母は私の記憶では病院で寝たきり。

話をした記憶が残念ながらありません。

遠くに住んでいたため、お見舞いに行った記憶と誰かが持ってきた

お見舞いのお菓子をもらった記憶がかすかに残っているだけ・・・。

 

そんなわけでお墓参り＝故人を懐かしむ、かもしれませんが、

そもそも懐かしむ思い出がなく・・・。

 

大人の見様見真似で手を合わせてみたものの

何をして何を考えていたらいいのか分からず、無心になることもできず。

なら・・・と思いお願いごとを始めました。

神様にお願いごとをする時と同じポーズですしね。

 

それが癖になったのかお墓参りの時以外にも、何かあった時に

「おじいちゃん、おばあちゃん、助けて！願いを聞いて！」

まるで神様のように心の中で念じていた時期があります。

 

祖父も祖母もお願いされて困っていたと思うのですが　笑。

 

時は流れ、そのお墓には私が大好きだった叔父も今入っています。

 

毎年のお墓参り。

沢山の暖かい思い出とかわいがっていただいた感謝の気持ちを叔父には込めつつ、

おじいちゃんとおばあちゃんには今もやっぱりちょびっとだけお願いをしちゃう。

力を貸してって。

 

それが私流のお墓参りになりました。 

 

不思議なもので、お墓参り以外にも両祖父母のことを思い出すことは多いです。

うまくことが運んだ時、予想外の幸運が飛び込んできたとき、

ありがとう！おじいちゃんおばあちゃんと思っています。

 

記憶がない両祖父母と私をつないでくれているお墓参り。

今年も15日に行ってきます。

 

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